父、はじめました。

パタハラの雨矢に耐え凌ぎながらも強かに育休ゲットする漢の記録

はじまりのはじまり

皆さま、初めまして。ちぃパパと申します。

 

この度は、当ブログへお越しいただきありがとうございます!

 

題名のように、昨年の12月に第一子を設け、名実ともに父となった訳ですが。。。

 

年末年始の休みと、GW中くらいしかマトモな育児への参加は出来ず、本当の意味の『父』とはなれずにいました。このまま徒然と時が経過し、子供の成長を見届けられないのは、ちょっと惜しい。そんな気持ちはありましたが、そこは雇われ者の身。そう簡単に、有給をゲット出来る環境でも、ありませんでした。

 

転機が訪れたのは5月中旬。

 

ある日の午後の追い込みの時。課長に別室へ来るよう言われました💦

何か失敗したかなぁ…とか、この時期に転勤??など色んな事が脳裏を巡り、手汗たっぷり若干震えながら会議室のドアをノックするのですが……

  

1.始まりはいつも雨

 

会議室のドアを開けると、そこには課長ほか部長、産業医の3人が待っていた。

なぜ産業医の先生が??と思い、動揺する私に着席するよう促された。

 

『ちぃパパさんは3日目、○○君とランチに行ったのは確かですか?』

『A店で、約30分一緒だったよね?』

『帰ってきてからも、何か盛り上がって話をしてたよな?』

 

みたいな事情聴取をされたのですが、3人の距離が明らかに遠い!マスクもしているので6割ほどしか話が聞こえなかった。まぁ多分、こんなこと言ってるんだろうなと思い、相槌を打ちまくっていたら

 

『ちぃパパさん、今日から10日間、自宅で自己隔離して頂きます。』

 

自己隔離??

 

あまりにも大きな?マークが私の頭上に見えたようで、産業医の先生から丁寧な説明がありました。

 

要するに、○○君のコロナ感染が確認された。発症3日前に食事をした私は一発アウトで濃厚接触者となるらしい💦自己隔離とは、自宅から出ては行けない、毎日検温をする、との事。とりあえず、まずはPCR検査をするので、指定の病院へ行ってから帰宅しろとの指示を受けました。

 

なんだかよく分からないけど、とりあえず病院行って帰れと言われたので、業務の引き継ぎを終えて、会社を後にしました。外は季節外れの土砂降りで、小さな折りたたみ傘しか持っていない私は、絞れるほどずぶ濡れになってしまいました。

 

2.自己隔離

 

PCR検査のため、鼻に綿棒を突っ込まれた私は、鼻血が止まらずにティッシュを鼻に詰めてマスクで隠しながら帰宅をするのですが、妻がまんまるの目をして私を見つめていました。

 

そう言えば、帰る旨の連絡をしてなかった。黄昏時に、鼻にティッシュ詰めたズブ濡れの男が目の前に現れたら、そりゃ不振がるよね。

 

とにかく、自分は濃厚接触者なので10日間自宅で自己隔離をします。家からは出られませんなどを妻に噛み砕いて説明するのですが、『じゃあ部屋に鍵かけていいの?』みたいな、スピード感のある質問に、やはりこちらも光の速さで否定すると言ったキャッチボールを繰り返していると、会社からTELがありましたので、一旦中断し、電話に出ることにしました。

 

『本日のPCRの結果は陰性でした。また5日後に検査へ行ってください。』と産業医の先生より連絡を頂き、ひとまずは安心。家の中なら、マスクをしたままでの移動はOKとのことだったので、こちらも幽閉されず安心しましたとお伝えしましたが、何の事かさっぱりですよね、すみませんでした。

 

そして、私にとって人生を左右する自己隔離期間が始まったのでした。

 

To be continued>>>